丈夫なガラスに…
ブログ用に書いてたものがたまってきちゃったので、一本アップしておきますね♪(*^o^*)
「なんでも鑑定団」を観ていると……鑑定品を出した人が、すごく謙虚だったり、いい人っぽいと、鑑定品が本物だったらいいのになぁって思うのに……いけすかない金持ちだったりすると、鑑定品が偽物だったりすればいいのに……なんて意地悪なことを思ったりします。 正直な話…。(^_^;)
どちらにしても、鑑定品が偽物だったときは……『キミがそれを本物だと思って過ごした時間は、本物だったから。』……って思いますよね。
偽物だった鑑定品は、きっと毎日ドキドキしていたと思ったりして。 いつ自分が偽物だってバレやしないかって。 毎日毎日ドキドキ、眠れないほど。 でも、それはキラキラ光るダイヤじゃなく…ただのガラス玉かもしれないけど……鑑定士がなんていおうと、そのガラス玉に価値がないなんてことはないし。 価値を決めるのは、鑑定士だけじゃありませんし…価値のあるダイヤをつけた人に価値があるわけでもないし……。
別の視点から……《ある日、王様が町に出て小さなガラスの指輪に一目惚れをしました。 毎日毎日、その指輪をつけて町にでます。 指輪の鑑定士は、『王様がそのような指輪をされては、国民の前で威厳が保てません。』と進言しますが、王様はまったく忠告を聞こうとしません。
ガラスの指輪も、みんなの好奇な目が気になって恥ずかしくて仕方ありませんでした。 だって自分はなんの価値もないただのガラス玉って思ってますから……。
でも、王様は言います。 『いいかい? 世界中のダイヤが私につけて欲しがっているんだ。 だが私は、ダイヤではなくキミが好きでキミを身につけている。 キミにはダイヤ以上の価値があるんだとは思わないかね。』 ……指輪は、その言葉で少しホッとするのでした。》
それは、王様だからいえる言葉だけれど……。 ……ここで終わりではなく、続きがあります。 《ある日、王様は大事にしていたガラスの指輪を落として壊してしまいました。 一度壊れた指輪はもう元には戻りません。 王様は、悲しくて悲しくて毎日泣きました。 そして数年のち、町を歩いていて……似たようなガラスの指輪を見つけるのです。 当然です……同じような安物のガラスの指輪なんていくらでも売っています。 王様は、懐かしい気持ちになりその指輪を買い……大事にするのでした。》
え〜?だったら最初っからガラスの指輪が壊れないように大事にしていればよかったのに? 結局、ガラスの指輪なら別の指輪でもよかったの? もしくは、壊れやすいガラスの指輪ではなく、丈夫なダイヤの指輪を買えばそんな思いもしなかったのにって? そもそも王様には、手に入らないものはあまりないわけで。
どんな物語にも……どんなひとの人生にも……本物とか偽物とかなくて……誰も鑑定なんてできないはずだと思ったりしますよね。 ただ……漠然と、壊れたガラスの指輪は……
『今度生まれてくるときは、もっと丈夫なガラスになろう。
あなたがわたしのことで涙しないように……もっと丈夫なガラスになろう。
わたしがあなたを守れるくらい丈夫なガラスになろう。
わたしが壊れなければ、きっとあなたも壊れないはずだから。』
……そんな風に感じているのかもしれない……なんて思いました。 自分ならって……ことですが……。 できるかどうかは,置いといて。
いや……別に何かいいたいことがあるわけでもないのですが、いつものように、脳内を感情がグルグルめぐったので久しぶりにブログに書きとめただけでした。(笑) まあ……たまにはね。(≧ε≦) いつも告知とTwitterのまとめですもんね。 感情の垂れ流しで申し訳ないんですが★
では、また明日♪ 写真はこの前担当編集さんに渡した「ふたりエッチ」です。